2歳の王者決定戦は朝日杯フューチュリティステークスでありますが、出走場のレベルや翌年のクラシックとのつながりを考えると、それよりも重要と思われるレースが
ラジオNIKKEI杯2歳ステークスであります。朝日杯が中山の芝1600mというトリッキーなコースで施行され、またクラシックとは距離の違うマイル戦ということもあって
クラシックを目指す有力馬はこちらを選択することが多いようですね。
ラジオNIKKEI杯2歳ステークスは、1984年ラジオたんぱ杯3歳牝馬有馬記念予想 オッズステークスとして創設されました。以外にも当初は牝馬重賞だったのですね。1991年阪神の2歳
G1が牝馬限定G1に変更となるにあわせ、本レースは牡馬混合戦となり、距離も阪神芝2000mとなりました。これにより、クラシックに向け長い距離を走っておきた
い有力馬たちが本レースに集まってくるようになり、その重要性が朝日杯と逆転するようになったのです。2003年優勝杯を寄贈している日本短波放送が社名を日経ラジ
オ社としたことからレース名もラジオNIKKEI杯2歳ステークスと変更になりました。
本レースの優勝馬からはナリタタイシン(皐月賞)、タヤスツヨシ(日本ダービー)、東京大賞典予想アドマイヤベガ(二冠)、アグネスタキオン(皐月賞)とクラシックで活躍した
名馬を続々と輩出しています。2000年のレースでは上記のアグネスタキオンが1着、2着にジャングルポケット(日本ダービー)、3着にクロフネ(NHKマイル、
ジャパンカップダート)と後にG1で大活躍する面々が上位を占めるなど、いかに本レースがレベルの高いものかを示していますね。
